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近代都市 バルセロナ

スペイン観光最後の日。今日はガウディの作品を堪能するツアーってことで意気込んでいたんだけど、大事件が発生。大変な1日になりました。

<<10月1日>>

6:30 列車の揺れ&二日酔いの気持ち悪さで最悪の目覚め。
8:30 地中海の絶景を見ながら、優雅に朝食。
9:27 バルセロナサンツ駅に到着。
10:30 ホテルにチェックイン
お洒落なホテルに感激
11:00 カサミラを見学
ガウディって変わってる人なんだなぁって思いました。
12:00 サクラダファミリアを見学
いつ完成するんでしょうか?
13:00 サクラダファミリアに行く途中で発見したレストランで昼食。
14:00 地下鉄でお財布を掏られる。・"(>0<)"・。
15:00〜16:30 警察に行ったりetc.
19:00 お金がなかったので、安いそうなBARで夜ご飯。
20:30 やっぱり安い店は美味しくなかった。
そんな訳でホテルのBARで飲みなおし。
寝台車のシャワー

ほとんど眠れなかったんだけど、朝起きてカーテンを開けてみたら、地中海沿をずーっと列車が走っている風景が目に飛び込んできました。地中海だから温暖なのか(?)時々サーフィンしている人も見えました。
シャワー付きの列車だったので、シャワーを使ってみようと思ったんだけど。。。お湯がでない><
完全に水ではないんだけど、温水プールぐらい。普通にシャワーは浴びれないぐらい冷たくって、私は顔洗って、頭は濡らすだけで限界。うーん、シャワーがあるなら普通のお湯が出てきて欲しかった。。。



朝ごはん

朝食は、トーストとフルーツ、コーヒー&オレンジジュースのシンプルな朝食でした。でも、トーストがすごく美味しい。しかも食堂車からの景色が絶景で、地中海に反射する太陽の光がキラキラしててすごく綺麗でした。
ご飯を食べて、荷物を整理するとすぐにバルセロナに到着。大きな駅でしたが、構造は他の駅よりも分かりやすかったかも。ホテルには、地下鉄で3駅。スペイン初の地下鉄です。地下鉄の回数券を買おうとしたら、1台目の券売機はお金を受け付けず、2台目はお金を吸い込んでしまい、3台目でようやく発券。地下鉄は、新しくて綺麗なんだけど、大江戸線みたいな作りで、大柄なスペイン人にとってはちょっと狭いんじゃないかと思ってしまうような圧迫感がありました。



ホテル

ホテルに着いたのが、朝の10時ぐらいだったのでチェックインできるか不安だったんだけど、無事にチェックインできました。すごく新しくてお洒落なホテルで、お洒落なバルセロナを象徴するような、デザイン性の高いホテルでした。アメニティもブルガリだったし、リーズナブルなのに贅沢な気分が味わえるホテルです。



カサ・ミラ

バルセロナは1日しかいられないので、ホテルでのんびりすることもなく、すぐに観光へ。まずは、ホテルのすぐ近くにある「カサ・ミラ」に行ってきました。カサ・ミラは、ガウディが設計したアパートなのですが、直線をまったく使用していないデザインや屋上の変わったオブジェが有名です。「アントニ・ガウディの作品群」として、世界遺産に登録されている建物の一つでもあります。
一番印象的なのは、やはり屋上のオブジェ。巨神兵みたいな、茶褐色の石でできた彫像がたくさんいます。なんで、アパートにこんなオブジェなんだろう?って思ってしまうほど異質ですが、こうゆうのがガウディの魅力なのかも知れません。




サクラダファミリア

  カサ・ミラから歩くこと20分程で、かの有名な「サクラダファミリア」に到着。さすがは、世界的に有名な建物だけあって、観光客がたくさんいます。外観だけみてると、クレーンは何台も吊るされているけど、大方できてるんじゃないの?って感じでしたが、教会の中は、鉄筋の足場でほぼ埋め尽くされていて、全然できてないじゃんって感じ。教会の中はまさに工事現場。ステンドグラスとか、部分部分で出来上がってはいるけど、教会の趣はほとんどなし。教会を期待して来たので、ちょっとガッカリでした。



フルーツのタルト

お昼は「サクラダファミリア」と「カサ・ミラ」のちょうと真ん中辺りにあった、レストランにしました。サラダor前菜+メイン+コーヒー&デザートのランチセットをオーダー。メニューの選び方がよく分からなかったけど、サラダは生野菜がたくさん出てきて嬉しかったです。スペインに来てから、生野菜を食べたのは前の日の食堂車で食べたサラダぐらいで、ほとんど生野菜を食べていなかったのです。お陰で、1.5人前のサラダをあっという間に完食。自分で、ビネガーとオリーブオイル&塩コショウで味付けするのも、サッパリしててGood!でした。ちなみに、写真はデザートで出てきたタルトです。


腹ごしらえが終わったので、「グエル公園」に行こうと思って、地下鉄に乗ろうとしたら。。。乗った瞬間に中にいた大柄な青年に跳ね返され、何が起こったのか一瞬分からず、ホームで呆然としてたら、なんと旦那ちゃんの財布を掏られた事が判明。・"(>0<)"・。
「信じられない!なんでズボンの後ろのポケットに財布なんて入れてるのよ!」って最初は、旦那ちゃんに怒りの矛先が向けられたんだけど、グエル公園まで地下鉄で行こうって提案したのは私だし、お財布以外に危害はなかったしってことで、私も掏られた事は諦めることにしました。まぁ、起こってしまったことはしょうがないと割り切るしかできないもんね。スペインには、首絞め強盗もいるぐらいだし、財布だけでよかったって思わないと。
バルセロナで旅が終わりだからお土産を買おうと思っていたので、旦那ちゃんのお財布には所持ユーロ全部とクレジットカードが4枚ぐらい入ってました。今までは、ベルトに取り付けたシークレットケースに現金を入れていたんだけど。。。まぁまずは、警察へ。英語を話せるボランティアのお兄さんがとても親切に対応してくれたお陰で、無事に警察の盗難証明書を発行してもらうことができました。警察署にいたら、次から次へとスリの被害に遭った人がやってきたので、自分達だけじゃなかったんだっていう変な安堵感と、スペインの治安の悪さを改めて実感したのでありました。
ここで、私が持っていた携帯電話が大活躍。私の携帯なんて、海外で使えないだろうって思い込んでいて、予備のカメラのつもりで持参したんだけど、スペインでも日本と同じように普通に使えていたんだよね。携帯サイトでクレジット会社の電話番号が確認できたお陰で、無事にカードを停止することができて、思わぬ場面で役に立ったのでありました。
警察署に行くのにとても迷ったのもあったけど、警察署での手続きに時間がかかって、手続きが終わってホテルに戻ってきた頃にはもう夕方でした。幸い、私のクレジットカードがあったので、そのカードでお土産を買って、日本で言うと白木屋みたいなリーズナブルで広いBarで安くて美味しくないタパスを食べました。なんか、もの足りなかったからホテルのBarで飲み直したんだけど、どこか暗い2人なのでありました。