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エルブジホテルがあるサンルカール・ラ・マヨール

3日目は、今回の旅行のメインでもある「エルブジホテル」のあるサンルカール・ラ・マヨールに向かいます。 夜は待望のエルブジ料理です。

<<9月27日>>

8:00 11時の列車だったので、この日の朝はゆっくり
11:00 スペイン新幹線AVEでセビリアへ。
AVEの乗り心地はとても快適でした〜
13:30 セビリアの駅、サンタフスタ駅に到着
駅は綺麗だけど街はあまり綺麗じゃない。
14:30 ホテルに到着
憧れのエルブジホテルですよー
20:30 お待ちかねのエルブジ料理
アトーチャ駅に停車中のAVE

3日目は、セビリアへの移動からスタート。11時のAVE(スペイン新幹線)でサンタフスタ駅に向かいます。
AVEは日本の新幹線よりも騒音が少なくて、シートの座り心地もかなり快適です。乗車員がイヤホンを配ってくれるので、音楽やモニターに映し出される映画も見ることができて、設備は昔の飛行機みたい。



車窓からの風景

車窓からの風景は、荒地とオリーブ畑ばっかり。たまに小さな町が見えたりするけど、ほとんど家もなければ、歩いている人はまったく皆無。なので、車窓からの景色も途中で飽きてしまい、後半はずっと寝てました。



プールサイドにあるBAR

サンタフスタ駅からタクシーに乗ること30分。エルブジがプロデュースする Hacienda Benazuza に到着。猫足バスタブに天蓋ベットとさすがは5つ星ホテル。ホテルの敷地には庭園があったり、プールがあったりとまさにリゾート。



syuwa

プールサイドにBARがあったので、軽く喉を潤すつもりで入ったら、こんなに食べてしまいました。やっぱり、スペインは量が多いですね。
心地よい風に吹かれながら、オロロソを飲んでかなりリラックス。料理の味も街中のBARよりも上品でした。



EL BULLI料理

さて、夜は待望のエルブジ料理。とその前にエルブジの説明を少し。。。
エル・ブジはバルセロナから北に160kmの所にある町ロセスにあるレストラン。営業期間は4月〜9月までの半年のみ。半年で約8,000席に対して、10万件以上の予約が殺到するそうです。その年ごとに出てくる料理は変わり、営業していない半年間は翌年の料理の研究をしてるんだって。
最初のお料理は、ジンフィズ。さっぱりしていて、普通に美味しい。次は「Quicoguaca」。結構美味しかった。外はパリパリ、中は濃厚でアボガドっぽい味だった。その次は、ピスタチオを3種類のソースでコーティングしてる「Pistachulines」。



EL BULLI料理

お次は、日本でもおなじみのあのポテトチップスが登場。ポテトチップスにラディッシュの超細切りを乗せて食べます「Potates chips in chiken gravy&Radish "kataifi"」。
続いて、ナッツをマヨネーズソースにつけて食べる「Hydrated walnut with mayonnaise」ピンセットみたいのでいただきます。
次はみかんみたいなものが中に入ったゼリー「Tangerine gelee」。



EL BULLI料理

続いて写真左、手前の「False melon caviar」。名前の通り、メロンで作った偽物キャビア。エルブジらしい、実験的な料理の特徴がよく出てます。写真奥はアボガドの天ぷら。これが一番美味しかった。「Avocado in tempura」。
写真真ん中は「Iced parmesan cheese」。パルメザンチーズの冷たいレアチーズケーキみたいな感じです。
続いて、「Pig's trotter crocant」。見た目通りパリパリした食感だったけど何だったかは忘れてしまいました。



EL BULLI料理

次は「Iberian ham mollete」。イベリアハムが中に入ったモレットです。ファーストフードっぽかったです。
続いて「Stuffed olive」。オリーブオイルは嫌いなので、ここで出てきたことに軽くショックを受けました。まぁ食べたけど。。。
次はコロッケって名前なんだけど、中は濃厚なコンソメ風味のスープ。一口で食べるように指示されます。「Spherical ham croquette」。



EL BULLI料理

コーンスープとコンソメスープの上にフォアグラを乗せて。フォアグラは濃厚でした。「Sweet corn mousse with truff gravy」。
アスパラガスを暖かいマヨネーズソースで。「Asparagus with warm foam mayonnaise」。この辺りになると量も増えてきます。で、私の胃もこの頃にはすでにいっぱい。。。でもホワイトアスパラは大好きなので完食です。



EL BULLI料理

「Spherificated yogurt knots with king size prawns」。これは何だかよく分らない料理だった。普段は白子好きだけど、これはいまいちだったなー。
続いては、コールフィッシュとマカロニ。これもちょっと微妙な感じでした。「Ground rice macaronis with cod fish intestine」。



EL BULLI料理

ここから3食がようやくメインです。長かったー。
まずは、帆立とオリーブオイルのスープ「Oil soup with scallops」。上の帆立だけを食べるのが精一杯。
続いて「Monk fish with tomato slice and artichokes」。お腹がMAXで半分も食べれませんでした。モンクフィッシュって一体何?
ここで一旦トイレへ。ちょっと気分転換しないとこれ以上受け付けない気がしたので。。。戻ってきたら、最後のメイン料理「Beef sirloin covered in pesto sauce」。小さくてホッとしました。かなり美味しい。



EL BULLI料理

最後のデザート3品です。
まずは、パルメザンチーズのパスタを一口で食べてくださいとの指示。『これデザート?』って思いながら、3口ぐらいで食べる。いまいち。「2 metres of parmesan cheese spaghttis」
続いてベイリーズとティラミス「Coconut foam with berries & My tiramisu」。ベイリーズは味を知っているだけに、ストレートでは飲めなかったよ。。。ティラミスはババロアみたいな食感のティラミスでした。


全24品+紅茶にワインとミネラルウォーターも1本ずつ空けて、かなりの栄養を体に溜め込む事ができました。
エルブジ料理は、実験的な料理や超創作料理なので、味よりも、エルブジの世界を楽しみながら食事をした方がいいんだなぁと実感しました。